ミニノートPC「台湾旋風」第3波は吹くのか?

昨夏のASUS TEKのミニノートPC「Eee PC」から始まった、いわゆる
“ミニノートPC(またはウルトラモバイルPC(UMPC))”ブーム。
かくいう私もASUS製品ではないけど、UMPCには仕事柄大変お世話に
なっております。ホント、重宝ものです。(電車の中とか特にね!)

「リーマンショック」以降の急激な景気悪化の中で独りだけ相変わらず
元気って感じですね。ひと頃は、年が明けたら鎮静化するなんて言う
向きもありましたが、家電量販店各社のどこの店舗を見ても「どこ吹く風」
ですね。

さて、私はIT系の仕事柄、嫌でも多くのIT系ニュースを仕入れざるをえない
わけで、ブログ含め逆にプライベートの時はあまりITネタは扱いたくない
な(頭のリフレッシュにならないので)という思いからあえてあまり取り上げ
ないのですが(キテレツ大百科のキテレツ君の発明品みたいなワクワクする
ようなニュースとかなら話は別ですが)、今日はなニュースが
数本あったので、ご紹介したいと思います。

今ドイツのハノーヴァーで「CeBIT」という、いわゆる技術展示会をやって
いるのですが、その中で気になるネットブック(UMPC)の紹介記事を
見つけました。

「デスクトップになる薄型ノートPC!」

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1.GIGABYTE社製のドッキング式10.1型ノートPC「Booktop M1022」

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2.付属のドッキングステーションに立てて、ディスプレイやテレビと接続すれば、
  本体を閉じたままデスクトップパソコンとして使うこともできる。

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3.ドッキングステーションはミニD-Sub 15ピンのディスプレイ出力と、
  USB×3やLANの端子を装備する。ステーション経由でノートPC
  の充電もできる。
(写真・紹介文はNikkei BPより引用)

シャープが以前に“Mebiusノート”シリーズの1モデルとして販売していた
「MURAMASA MM」 とも一瞬ダブりましたが、
アチラはデスクトップ本体の外付けHDD(ハードディスクドライブ)というコンセプト
でしたので、こちらは全く別の「新コンセプト」PCということになりますね。
こういう発想は全く思いもよらなかったな・・・・・・。
外回りの多い営業マンやITエンジニアが泣いて喜ぶ商品だと、
個人的に思います。

さて、GIGABYTE社という社名に全く聞き覚えが無かったのですが、
ググってみたところ、
公式サイトに「繁體中文 」なる切替表示があり、「さては、台湾メーカーか?」と
アタリをつけてさらに調べたところ、ビンゴ!でした。
やはり、台湾メーカーでアチラ名では「技嘉科技股份有限公司」だそうです。
(台湾本国公式サイト http://www.gigabyte.com.tw/)←※サイト内は99%が英語。
世界市場を意識してASUS TEKやもう一方の雄Acer(エイサー)と同様に
社名を英語の「GIGA-BYTE TECHNOLOGY」としたのでしょうね、きっと。
(※ちなみに、日本語サイトもあります。→http://www.gigabyte.co.jp/
本国サイト・日本語いづれでも判りますが、マザーボードはじめ携帯電話まで
手広く製造しています。
ウィルコムもびっくりの「スライド式キーボード搭載UMPC」(!)なんてのも
販売しているようです。

日本では今のところ九十九電機が販売代理店となってるようです。
ただ、九十九電機と言えば、昨秋に経営破綻しヤマダ電機に買収されてます。
そしてその買収が完了するのが今年3月上旬だそうです。
って、もうすぐじゃないですか!

関連記事URL
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090106AT3L0605006012009.html
http://www.excite.co.jp/News/column/20090202/Slashdot_09_02_02_0912205.html
「ツクモ」ブランドはそのまま残すものの、経営方針とかは大きく変わるであろう
ことは想像に難くないですよね。

北関東系3社やビック&ヨドバシとの激戦を勝ち抜き家電量販店業界最大手に
のし上がったヤマダ電機のこと、日本ではまだ無名でもこんなおいしい
台湾メーカーを放っておくはずは無いと僕は見ています。

かつてBTO(ビルト・トゥ・オーダー=オーダーメイドのこと)のPCメーカーとして
一部コアマニアの間で名をはせたフロンティア神代(現:KOUZIRO)の製品を、
ヤマダオリジナルブランドのノートPC・UMPCとして大々的に売り出し
ヤマダ電機は大成功を収めています。

日本ではまだ無名のGIGABYTE社にとっても、ヤマダ電機と組んで売り出して
いく方がスケールメリット的にも大きいはず。
今年はこの両社に要注目かもしれません。

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