Googleさん、「二枚舌」は良くないねぇ~「『ストリートビュー』は違法にあたらず」が総務省見解だが

私達は日頃から仕事でプライベートでインターネットの
検索エンジンGoogle、通称「グーグル」先生にずいぶん
とお世話になってるわけですが、Googleもこの約10年で
巨人MSことMicrosftと互角に渡り合うほど大きくなり、
最近は「サクラ」提灯ブログ記事問題など問題が目に付
くようになりつつあります。中でも、今回触れる「ストリー
トビュー」の問題に関しては「個人の顔や家の洗濯物・
表札が映って全世界に流れてしまう」などプライバシー
の権利問題との絡みでTVニュース等でも大きく取り上げ
られたので覚えている方も多いのではないでしょうか?

総務省の「利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸
問題に関する研究会」がこのほどまとめた提言案では、
Googleのストリートビューは「プライバシーとの関係で
サービスを一律に停止すべき重大な問題があるとは言
い難い」と明言し、その理由として、公道から撮影され
たものであり、人物や車のナンバープレートにぼかし処
理が施されていることなどが挙げ、「『違法』ではない」
という方向の見解になるそうです。

しかし、「Googleは『ぼかし処理』をする前の1次画像
データ(=削除前の元データ)を保管しているのではない
か?」という疑惑・懸念を指摘する声が依然少なくない
ことが私としては非常に気にかかります。

参考までに、資料となるソース記事を2点ほど貼ってお
きたいと思います。まず第1のソースは、高木浩光・
(独)産業技術総合研究所情報セキュリティ研究センター
主任研究員が、ご自身のブログで上記の懸念点を指摘
したものです。今年2月の東京都情報公開・個人情報保
護審議会での、審議委員とGoogle日本法人側担当者(2
名)とのやり取りがYouTube動画添付でしっかり記録され、
諸外国(=EU)の例とも比較して詳しく記述されてあります。
回答しているGoogle担当者が上司の顔色を伺いながら
発言している様が克明に映っており、回答の信用性に対
し多くの人が疑問を持ってしまうものと思われます。

高木浩光@自宅の日記 - グーグル社の東京都への回答
「元データは保管していない」は虚偽か
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20090621.html#p01

画像

高木浩光・(独)産業技術総研主任研究員

高木浩光氏の人物紹介ページ(Wikipediaより)


また、IT系投稿ニュースサイト「スラッシュドット・ジャパ
ン」では、「Googleストリートビュー」の撮影画像による
オランダでの窃盗犯逮捕の顛末に関するスレッドが立ち、
「『個人の自由』か『市民生活の安全』か」という相克で
かなりスレッドがHotな模様になっています。

Google、ストリートビューの不鮮明化処理前の写真を
警察に提供 - スラッシュドット・ジャパン
http://slashdot.jp/yro/article.pl?sid=09/06/23/0615242


高木氏のブログにも記載されているように、EU諸国に
おいてはGoogleは「ぼかし前の一次画像も保管している」
とのことです。私も一IT技術者の感覚として、高木氏
と同様Googleは日本でもおそらく「保管している」と
思います。日本では欧米と比較してまだストリートビュ
ーのサービス自体が立ち上がってから日が浅いこともあ
り全国全域をカバーしきれていないという「程度の差」
に過ぎないだけで、犯罪捜査の為に警察から画像の貸し
出しを求められるケースは常に想定して保管しているという
方がむしろ自然ではないかと思います。

私は、もう随分昔になりますが、コンビニでバイトして
いた頃、食事休憩時間は必ずバックヤードで防犯ビデオ
のチェックは店長指示どおり怠りませんでした。コンビ
ニの防犯ビデオは、コンビニ店自体で犯罪が起こった時
に備えているのは勿論、犯罪者が立ち寄っていないかど
うかの証拠にもなる為、街中の防犯ビデオと同等の役目
を果たしています。また、高速道路のNシステムの画像
は、とても鮮明でナンバープレートだけでなくドライバ
ーの顔も精密にわかるそうです。つまり、「自宅内にいる
時以外は、私達にはプライバシーは無い」
と考える方が
むしろ現代では自然ではないでしょうか。

IT企業は今や社会インフラの根幹を担っています。
Googleの場合、他社に先駆けて「ストリートビュー」を
始めたのですから、社会インフラの根幹への関わり度合
いはもはやIT業界で一番深い部分へ関与していると言
っていいと思います。「ストリートビュー」がGoogleの
「一社の利益」を超えて社会的影響を与えるものである
ことが明らかな以上、Googleは目先のイメージ悪化を恐
れて「心にもない甘いウソ」をついてごまかすのでなく、
素直に「ぼかし前の一次画像も保管している」と認め、
総務省もGoogleに対し①「保管責任者」と「ぼかし処理
担当者」を別々に配置すること ②それぞれの担当者名の
総務省・警察庁・各自治体への報告を義務付けること 
を行い、現状をすべてオープンにすれば私達国民の懸念
も晴れると私は思いますが、皆さんはどう思いますか?

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