ソフトバンク:就活学生への「携帯新規契約」営業強要を中止

作り上げられた、白犬お父さんの「ホワイト家族」イメージは
決定的に真っ黒黒なダーティーイメージの泥にまみれました。

未曾有の大不況下の就活学生の不安心理に付け込んだ
前代未聞の悪徳な「採る採る」詐欺商法は、
学生と世論の怒りによって見事に叩き潰されました。

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ソフトバンク・孫正義社長

今回のこの問題を最初に報道したのは、3/18(水)の
独立系ニュースサイト「J-CASTニュース」 。
ケータイ「契約」実績で「特別採用」 学生から不満と批判の声

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「特別採用コース」
「自分の力をアピールする機会を設けたに過ぎない」
「通常の選考では図れない営業力を選考基準の一つに追加
することで、候補者に多様なアピール機会を提供する」
などとソフトバンク側はうたっていたが、

学生側からは、
「内定も出ていない段階で、学生に営業活動をやらせるのはおかしい」
「内定が欲しい学生の弱みにつけこんでいる」
「友人関係がめちゃくちゃになる」
などと批判的な声が噴出した。
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この段階では、新聞・TV等のマスコミは、不況下のNO.1巨大スポンサー
に遠慮してかこのニュースを完全に黙殺していました。

しかし、人の口に戸は立てられません。
学生達のソフトバンクへの怒りはネットを通じて瞬く間に伝播。
私が知っているだけでも、例えば「はてなブックマーク」のブクマ
が鬼のように数を増やし続け、「J-CASTニュース」のアクセス
ランキングとコメントランキングでもこのニュースは常に上位5位
の中にランクインし続けました。

その後もソフトバンク広報室は、
特別採用コースは営業目的ではないと主張し、

(1)自分の力をアピールする機会を設けたに過ぎない
(2)「特別採用コース」は選択肢の一つに過ぎない

との強弁を続けました。

風向きが変わり始めたのは約1週間後の3/24(火)。
asahi.comと毎日.jpという大手新聞社系の2サイトが、
この問題で厚生労働省が調査を始めた ことを報じて
からです。

ソフトバンク、就活学生に拡販させる 実績は採用基準に(asahi.com)
ソフトバンク:携帯契約、就活学生に「営業」 厚労省調査(毎日.jp)

この段階では、過去にも同社が繰り広げてきた

・ヤフーBBの「モデムただ配り→契約したのにいつまでも回線開通せず」
・日本テレコム「おとくライン」→1回アンケート電話かけただけで、代理店が三文判
  買って勝手に回線変更契約→苦情に対し、「でもうちの方がお得」と居直り逮捕者続出
・ソフトバンクモバイルで契約0円の新聞一面広告で割賦販売の実態を欄外に極小
  文字のみで記載

という詐欺商法を改める気配は全く感じられませんでしたが、
学生・世論の批判は全く収まる気配が無く、
「厚生労働省の立ち入り調査が入れば、春商戦に決定的マイナス」
と孫正義氏の判断があったのか、今夜の段階になって同社は
この「就活学生タダ働き営業」の取りやめを発表しました。

ソフトバンク、入社希望者の紹介販売考慮を中止(asahi.com)

就活学生達の親戚・友人関係を破滅させかねない、内定をエサにした
悪徳な「採る採る」詐欺は、以前なら平気でまかり通ったかもしれませんが、
学生達の泣き寝入りしない勇気とインターネットの普及による「集合知」が、
まさに正義の勝利をもたらしたのだと思います。

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「誰も見ちゃあいねぇ」とぬかそうが、
天知る・地知る・俺が知ってるんでぇ!

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